アウトプット入門

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『文脈力こそが知性である』頭の良い悪いは”状態”である

 

文脈力こそが知性である (角川新書)

文脈力こそが知性である (角川新書)

 

頭のいい悪いとは”状態”である

私は、頭のよさとは基本的に「状態」であると考えています。頭のいい人、悪い人がいるのではなく、誰にも「頭のいい」状態のときと、そうでないときがある。その「頭のいい」状態とは、何かが何かとつながったときだと思います。

ここでいう「何かが何かとつながったとき」というのは、

たとえば分数のできなかった子どもが、できるようになったときの「あっわかった!」「できた!」といううれしさもまた、意味をつかまえられた喜びです。 

というように、

それまで分からなかったものが、分かるようになったということです。

 

「分かる」という現象は、それまで「分からなかった」ものが、

脳内のデータを結びついて、「分かるようになった」とも言えるでしょう。

 

つまり全てその人の脳の中で起こっているということです。

だから、頭がいいというのは状態だ、ということになるんですね。

 

常に頭がいい状態の人はいません。

とするとカギは再現性ですね。