アウトプット入門

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『独学術』勉強する姿勢を正す

今回ご紹介したい本は

独学術 / 著:白取春彦

です。

独学術 (ディスカヴァー携書)

独学術 (ディスカヴァー携書)

 

 

勉強って、しようと思ってもなかなか進まないよね

「勉強しなきゃいけないけど、

何からやって良いか分からない・・・」

 

こんなことばっかり言って、

最初の一歩を踏み出せず何もしていない人、

多いんじゃないでしょうか。

かく言う私もそうです・・・。

 

就職してから「勉強しようかな」と思うものの代表といえば、

資格や英語でしょうか。

誰もが一度はやる気になったかと思います。

 

とはいえなかなか進まない、ということもよくあります。

いざこれから勉強していこう、というときになって、

「何から手をつけていいのか分からない」

「入門書を探したけど見つからない」

「ネットに勉強のコツなんかが体系立てられてないかな」

などと気になる方も多いのではないでしょうか。

 

最近ではこういうことになりますと、

先ずはネットで調べてみる、という方が多いように思われます。

むしろそちらの方に時間をかけちゃったりして。

結局何も見つからないので、そこで諦めちゃったりして。

よくあることです。

 

どんなジャンルでも使える「独学術」とは?

この『独学術』という本自体は難しいということはありません。

私のようなあまり勉強に励んでこなかった者にも読みやすい文章ですし、

180ページしかないので、それほど読むのに時間もかかりません。

 

この本で学べるのは、独学のテクニックではありません。

 

唯一紹介されているものは、罫線を引くことです。

本に直接線を書き込むのです。

ノートをとるのではなくて、本に直接書き込む。

本のページにある余白は、

もともと書き込みをするためのものだ、と。

 

ただこれも他の本でも紹介されているようなもので

特別画期的というものでもなさそうです。

ちなみに私は斎藤孝式の3色ボールペンで線を引く技を

使っています。

outputnomon.hatenablog.com

 

 

この本の学びのメインは「姿勢」についてです。

立ったり座ったりの姿勢ではありません。

別の言葉で言うと、「取組み方」です。

 

私たちは学校教育を受けながら大人になっていくうちに、

「勉強とはこういうものだ」という固定概念が

知らないうちに身についています。

 

残念ながらそれが思い込みとなって

学びを進まなくさせている原因になっているかもしれません。

 

・良い教科書がどこかにあるはず

・先に基礎知識をつけておかないといけない

・なんとなく難しそう

・学ぶ順序がある

 

これらの思い込みが前提になっていると、

効果的に勉強するための入り口ばかり探して終わってしまいます。

 

 まず基礎を固め、それからだんだんと難しいほうへという方向性が必要なのは数学と楽器演奏だけである。他の事柄には実は基礎も中級も上級もない。

 

形に拘り過ぎていては何も始まりません。

あれこれ考える前に先ずは動くことです。