アウトプット入門

アウトプットできなかった人がアウトプットできる人になるためのブログ

ぼうけんの書を上書きしますか?

読書が好きな人って、

本を選んでいるだけでも楽しいですよね。

 

目的もなく本屋でおもしろそうな本は無いか探したり、

 

ランキングコーナーで

今どんな本が人気があるんだろうかと考えてみたり、

 

普段は絶対行かないようなコーナーに行ってみたり。

 

 

・・・。

 

 

子供は冒険が大好きです。

見たことのない風景を探しに、

知らない植物を探しに、

出会ったことのない生き物を探しに、

子供の僕らはそこらじゅうを駆け回っていました。

 

ちょっとだけ大人になると、

家の外ではなくTVゲームで現実世界の外に出て冒険します。

 

全ての場所を訪れるため、

全ての宝箱を開けるため、

(例えそれがミミックであると分かっていても)

全てのモンスターを倒すため、

そして全ての村人に話しかけるため、

(場合によっては複数回)

ちょっとだけ大人な僕らはTVの中で駆け回っていました。

 

 

 

大人になると、冒険する場所がなくなってきます。

困ったものです。

 

相変わらずTVの中にいたり、PCやスマホに居を移してもいいのですが。

大人にならなくてもいいのですが。

大人になってもそこらじゅうを駆け回っていいのですが。

 

 

読書は冒険を追体験できます。

本を開くと、

見たことのない風景が拡がっています。

知らない言葉、出会ったことのない表現が、

僕らを未知の世界に連れて行ってくれるようです。

 

モンスターを倒さなくてもレベルアップした気になれます。

この世に二つとないお宝を手に入れた気になります。

異世界の住人と会話した気になれます。

 

 

・・・そう、あくまで"その気"になっているだけなんです。

もちろんそれ自体は素晴らしいことです。

どんどんその気になればいいんです。

 

しかし、この時点では現実は何も変わっていません。

このことだけは、決して忘れないようにしたいものです。

 

あなたが何か手に入れたいものがあるとしたら、

あなた自身が冒険に出る必要があります。

一歩踏み出しましょう。

外の世界に触れましょう。

 

『ぼうけんの書』は、行動の記録です。

他人のを読むのもいいですが、自分の書を更新するようなことはしていますか?