忘年会、何をそんなに忘れたいのか
忘年会シーズンですね。
いやそれももう終わりか。
僕は昨日”忘年会”と名はついていないものの、飲み会しました。
メンバーは大学の後輩たちだったのですが、
やはり一番花が咲くのは学生当時の話ですね。
大学の部活と、そこで出会った音楽は
僕の人生に大きな影響を与えてくれました。
忘れられない素晴らしい思い出がいっぱいです。
忘年会忘年会と言いますが、
そもそも何をそんなに忘れたいことがあるのでしょうか。
忘れたいのに、年末までそのことを覚えておくのでしょうか。
忘れたいのに後で蒸し返したりしたら、忘れられなくなりますよ。
本当の意味で、忘れることってできるのでしょうか。
忘れるとは、”記憶したことが、思い出せなくなる”だけ。
記憶が消え去っているわけではないのです。
忘れるには、その忘れたい対象を意識する必要があるじゃないですか。
忘れたいことの意識する、つまり脳の記憶に再アクセスすると、
その記憶の繋がりが強化されて、むしろ思い出しやすくなっちゃいます。
本当に忘れているなら、そもそも何を忘れようとしていたか分からないはずです。
もちろん、思い出したくもないような辛い出来事は誰にだってあります。
それを「忘れよう忘れよう」と念じていても、憂さ晴らしをしても、
決して忘れることはできません。
嫌なできごとは思い出しにくくなるように、
他の記憶の神経回路を強化してやりましょう。
覚えておく必要がないものは、脳が自動的に忘れてくれますよ。
忘れたいんだったら、そのことは思い起こさないように、
別なことに意識を向けましょう。
2018年はもうすぐそこです。